ミジンコ繁殖編

ミジンコの繁殖修行です。
メダカの餌用です。成魚のメダカは、面白いようにミジンコを追いかけて食べます。
メダカの稚魚にはミジンコは大きすぎますが、メダカの稚魚とミジンコを一緒に飼育すると親ミジンコから小さい子供のミジンコが生まれ、少し大きくなった稚魚は、ミジンコの子供を一生懸命追いかけて食べてます。

  ヒヨコのような可愛い姿です。
背中に子供かな?
デジカメ撮影では、鮮明な画像は無理でした。

何ミジンコかな?
大きくなる子がいるので、オオミジンコ?

 

ミジンコ飼育方法

飼育容器 プラケ、バケツ、ペットボトル等
グリーンウォーター、クロレラ、藁煮汁、鶏糞、エビオス、ワカモト
ドライイースト、メダカのエサ(粉末)
水質

PH7程度
ミジンコの脱皮殻、死骸、糞等で、水質悪化するので、水替えは必要です。
PH6以下になると死んだり、弱ったり、個体数が減ります。

水温 低温には強いが、高温には弱い。夏場は要注意。
増え方 子供をどんどん生んで、増えていくときもあれば、簡単に全滅する
環境が良いとメスがメスの子供を生み増えていくらしいです。
簡単に全滅することもあるので、複数の容器に分けて飼育をお勧めです。
環境が悪くなってくると、オスが生まれ交尾し、卵を抱いたメスが現れ、崩壊全滅することもあります。

 

全滅→復活

夏の暑い時期に、全滅したことがありました。
復活させるのに、飼育容器の底に産み落とされた休眠卵?永久卵?から復活するか試してみました。

豚の鼻のような形ですね。
白っぽいサヤ状の中に卵のような黒い粒が2個あります。

写真左のミジンコは、背中に子供ミジンコ

写真右のミジンコは、背中に休眠卵?永久卵?

環境が悪くなり、卵になったのだから、環境を良くすれば、孵化するのかな?
水温、水質の良い容器に卵を入れて、楽しみに待ちました。
しかし、孵化しませんでした。(辛抱が足りなかったかも?)
そこで、卵を水中より取り出して、乾燥させました。
そして、乾燥させた卵を水中に戻しました。
そしたら、ピョコピョコ動く可愛いミジンコちゃんが、生まれました。
無事、ミジンコが復活いたしました。

可愛い姿の不思議なミジンコちゃんの繁殖修行でした。

2005/12/08 upa


久しぶりにミジンコページを更新
採取、飼育、観察したミジンコ達を紹介。




2010/07/17 upa

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