我流・メダカの飼い方
あくまで参考です。まったく違った結果が出ることもあります。ご注意くださいね。

  
飼育環境

テトラのブリラントフィルターと投げ込み式のスポンジフィルターのみ。 場合により、水草を入れたり入れなかったり。
稚魚には、薄いグリーンウォーターを用意したり、しなかったり。四六時中、飼育方法は、変わっています。まだまだ、試行錯誤期間です。一生??

  
水換え
   
一週間に一度、コントラコロラインで中和した水道水で、状態により50〜90%水換えする。長年の勘(適当に)でやっているので、その水槽の状態により少しずつ違います。

稚魚の場合は、エアーストンの先にエアーホースと、分岐コックをつけて、稚魚が吸い付かないように、水流の調節をしながら、ゆっくりと排水する。
給水も、排水と逆にセットして、水流を加減してゆっくりと入れてあげる。
親は、直径1cmのアクリルパイプを30センチ長さにカットしたものに、ホースをつけて使用している。
大きなゴミを吸いだしたあと、親が吸い込まれないように、スポンジフィルターを先につけて、予定の水位まで排水する。
給水は、園芸用のホースを使い、シャワーの水流を洗濯ネットで弱めて、入れる。

熱帯魚などを飼育していた大昔は、60cm水槽に底面フィルターで底砂は、大磯砂。 月に1度、すべてのものを出して、徹底的に洗いまくりました。
ザルで水を切り、次の洗いに入ると、汚れがなくなるまで、10回以上繰り返し洗い。。。。。
そのあと。。。。。大きな金ダライに入れ、火にかけて、グツグツと煮込みました(大笑い)。
火が良く通るように、棒でかきまぜる事もしました。
その心は・・・やっぱり、病気を出さないためには、煮沸消毒でしょ? 水草は、塩で洗った。。。。。結果。。。。。溶けた。
当時は、水草が高かったので、泣く。次からは水道水で数回洗って、そのまま水道水に浸けこみ、数時間放置。
60cm水槽1本に、休日丸1日がかり。 水の交換は1ヶ月のうちで、もっとも大変な重労働でした。

とにかく、重い砂を洗浄するのは、夏季は暑くて・熱くて地獄のごとく感じたものです。。。やけどはするし。。。
でも、不思議と、病気は出ませんでした。また出ても、換水のあと直ってしまいました。
グッピーは、沢山ふえて、ショップで餌や、ほしい魚と交換してもらいました。
ベタ等も勝手に、子供が孵化して、ショップに引き取ってもらっていました。
イトメや生き赤虫などが、ごく普通に売られていた、古き良き時代ですが、お店のおじさんは、あのころみんな優しかった。
私も、とっても若かった。⇔ここがポイントなのかなぁ。。


給 餌

1日、2回、ドライフードのみ。 ドライフードは、海産種苗用の水産用飼料を使用。この餌は、メダカにとって強すぎると思われるので、なくなり次第別の餌に切り替える予定。
稚魚には、パウダーから粉状にして使用している。
ナカナカ産卵しないので、餌を1日1回から、2回に増やしたら、卵を産み始めた。。。と聞いたこともあります。給餌量や栄養価の違いもあるのでしょうね。

飼育開始当初は、ブラインシュリンプ、冷凍赤虫、ドライフード2〜3種類を1日、5〜6回。 随分変わりました♪
水槽も、30cm1本から始まり、2003年4月現在は、室内、大小とりまぜて、23本。他プラケース。
室外、120リッター3本、発泡スチロール池?8本などがあります。これは、メダカのみの飼育環境です。
スペースに、限りがあるために、これ以上増設しないように、と思っています。


予防と病気の対策 
メダカを観賞する前に、いつもと違った行動を取っていないか?とあら探しする。

体に何か付いていないか、物にこすり付けていないか、泳ぎ方がおかしくないか、すみで動かない等。餌をあげる時にチェックする。
健康なら、元気に飛びつくように、食べている。

病気?らしきもの発見! アッ!病気だ!!と感じたら即座に、入れ物を丸ごと洗って、新しい水にする。
バクテリアはもったいないが、メダカが死んでは元も子もないから
スポンジフィルターもしっかり、水道水で洗う。または、洗って乾燥させておいたものを使う。
パイプなど、水槽内に入っている物をすべて、分解できる物は分解して洗浄しないと、新水にしても、調子が上がらないので注意。
何となく元気がない等は、1〜2日で元気になります。

体に、何か付いていると分かるような場合は 上記の入れ物の丸洗いのあと、0.5%食塩水を入れて、1週間様子を見る。
軽い場合、2、3日で元気になります。良くなった時点で、1日おきに3分の1の換水をして、塩を抜いていく。    

改善が見られなかった。やせ細って、泳ぐのがやっと等、明らかに危ない場合 諦める.....。
諦められない時は、ダメで元々!!! まず、開き直る。プラケースなどに、メダカの水槽と同じ水温にした、塩素を中和した水を用意。
そのプラケースの水に、0.5%の食塩を入れておく。プリンのカップなど、小さな入れ物にその塩水を入れて、食塩をつぎ足して、かき混ぜる。

食塩が底に少し残って、溶けなくなったら、メダカを網の中に入れたまま、塩水に浸ける。
1、2秒したらすぐ引き上げて、プラケースに入れ、網を軽く揺らして、メダカの体の塩を落とし、水面近くまで体を引き上げ、泳げるまで待つ。
泳ぎ出したら網から出して、そのままプラケースで様子を見ながら飼育する。

しばらく餌はごく少量を与えて、食べるようなら食べ残さないように。食べないなら、すぐに網で取り除くか、スポイトなどで吸い取る。
回復するまで、水換えは絶対にしないので、水が汚れないように、注意!!!
動きが良くなってきたり、餌を食べるようになってきた場合、徐々に、換水する。イマイチ、という場合は、もう1度、飽和食塩水を作って、漬け込んで見る。
運が良いと、ここでよくなる場合がある。漬け込みは、1日一回限り。1〜2日は間を開ける事。

現在、病気治療は食塩のみです。塩で治療できないものは、諦めています。
以前は、パラザンD、メチレンブルー、グリーンF、グリーンFクリアetc色々、混ぜ込んで使っていました。
最良なのは、病気を出さないよう、環境を整えてあげること。これが、とても難しい.....と、痛感しています。  


メダカの発送方法

前もって準備しておくもの ダンボール、ハッポウスチロ−ル箱、などはこまめにスーパーで調達。
ちょうどいいサイズは、手に入れるのがナカナカ困難です。
ハッポウスチロ−ル箱は、綺麗に洗って1〜2週間ほど乾燥させておく。ペットボトルも綺麗に洗浄、乾燥させておく。

発送するメダカたち 遅くとも、前日までには餌を与えないで、健康チェックをしておく。
発送当日  朝、新しい水をコントラコロラインで中和して、強いエアーレーションをかけておく。  
午後3時頃、発送するメダカをバケツに入れ、水温をあわせるために上記の水のそばに置く。
午後5時過ぎ、エアーをかけておいた水を、ペットボトルに8分目ほど入れ、1リッターのペットボトルに付き、親2〜4匹、子供3〜6匹を入れる。

天候、季節、サイズ、輸送にかかる時間などを考えて、メダカは少なめに入れることが多い。
ダンボールの場合は、倉庫などの床に置かれることを想定して、水温変化や、破損を考慮して底に、雑誌などを入れて置く。
時間がなくて、水あわせが出来なくても、この水をそのまま水槽に入れて、毎日水を少しずつ注ぎたして、飼育できることが、可能な状態にしてあります。
ただその場合、他のメダカと一緒にしない。

濾過材などは、洗ってよく乾かしたものか、新しいものを使用。また、メダカを入れる水槽や、入れ物だけで、余分なものは中に入れない。
こうすると、調子が悪くなったとき、すぐに気が付く。薬を入れやすい。掃除が楽。などのメリットがある。
また、元気なら2、3週間もすると、濾過材にバクテリアがつき始め、水がきれいになりはじめ、メダカも水になじんできはじめて、自分のやり方に持っていける。
この頃、先住者のメダカ達と一緒にすると安心です。

午後6時、運送会社に電話して、集荷の依頼をする。 ここからが長いです。何時、取りに来るか分からない。  
ちょっとした、買い物にも出られません。 あまりにも遅くて、再度連絡したこともありました。。。。。忘れられていたようです。。。。。

ドライバーのお兄さんが来てくれて、引渡し。  チョッとほっとする。相手のかたに、伝票ナンバーと発送したことをお知らせ。
先方から、無事に到着したとの連絡をもらって、やっと安心します。

上記が基本ですが、状態により変わってくることもあります。幸いなことに、熱帯魚を送っていた20年ほど前から、今まで無事故だということが、うれしいです。
それでも、心配になってしまいます。 魚が到着してみたら、動かなかった...という悲しい事故があったら送るほうも、勿論ですが送られた方だって、ガッカリしますよね。
ず〜っと、事故のないように注意して、発送して行きたいと思っています。


2003年4月 現在  

 
     

 

管理人:知恵子 HP作成担当:あずま 無断転載:upa

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